先日Yahooニュースで写真が表示されているのを見つけたのですが、青森の「ねぶた祭り」に「金魚ねぶた」というのもあるのですね。ちょっと検索してみました。
青森では江戸時代に、大阪や京都の方面から金魚が移入され、地金として改良がなされていたようです。それが改良されて、「津軽錦」という品種がつくり出されたようです。この金魚が、金魚ねぶたのモデルとなったという説もありますが、なかなか断言もできないようです。
ねぶた祭り
http://www.nebuta.jp/kiso/kingyo/index.html
津軽錦保存会
http://www.tsugarunishiki.com/index.html
写真を見ると、まさにらんちゅうを改良していった感じがしますね。らんちゅうのヒレを長くしたような・・・。
と、他のサイトも調べてみると、「津軽錦」は一度絶滅して、その後らんちゅうとオランダ型を掛け合わせるなどして、選別・淘汰を進めていって現在の個体に落ち着いたようです。
再現には多大なる試行錯誤が必要だと思いますので、尽力された方には敬意を表したいと思います。他の金魚の品種でも、絶滅後に再現するということがしばしば聞かれます。また何か興味深い情報を見つけたら記事としてアップいたします。