ミジンコは水中で生活する微小な甲殻類です。
らんちゅうやとさきんなどの金魚を飼育する上で、たんぱく質やカルシウムなど栄養豊富な餌として重宝されます。
一般的にミジンコは、生育環境がよい時には単為生殖メスだけを生み、クローンを増やしていくだけですが、環境が悪化するとオスが出てきて、有精生殖を行い休眠卵を産みます。
休眠卵は、かなりの長期間保存が可能で、長いときには何百年も土に埋もれていてもふ化することがあるそうです。
休眠卵は水が干上がった水田の土や、干上がった池の土などに含まれているみたいなので、それを採集してくればミジンコ育成が始められます。